葉酸の育毛効果を検証!男性の薄毛にも効果ある?

育毛

育毛に効果があるといわれている栄養の一つに「葉酸」があります。葉酸は妊娠中に必要となることで有名ですが、今回は男性の薄毛、もしくは女性の産後の抜け毛にも本当に効果があるのか?などについて検証していきます。

葉酸の育毛効果とは?

まず始めに、このような研究報告がありました。

29人の円形脱毛症の患者と健康的な頭髪の人32人を対象にして、血清ホモシステインと高感度CRP、RBC葉酸の数値を測定したところ、円形脱毛症の患者においては、健康的な頭皮の人に比べて葉酸値が著しく低かった。

(参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25484412

円形脱毛症の進行度と葉酸値に関連性があるという結果になりました。

貧血を防ぐ効果

実は薄毛・抜け毛の原因の一つとして、「貧血」があります。貧血になると酸素が十分に運ばれなくなってしまうため、髪が十分に成長しなくなってしまいます。また、それに伴う自己免疫疾患で抜け毛が進んでしまうことも考えられます。

葉酸は補酵素としても働き、赤血球をつくりだしてくれる造血作用があります。つまり、葉酸には貧血を予防する効果があり、間接的に薄毛と関係していると考えられます。

細胞のターンオーバー

また、子牛を使ったこんな報告もありました。

脱毛症のシャロレー種の子牛に、毎日葉酸を摂取させたところ、2カ月以内に毛が着実に成長し、通常の状態に回復した。

(参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3206804

葉酸には、細胞の再生を助けるという働きもあります。もちろん、毛包の細胞のターンオーバーにも必要になります。つまり葉酸の欠乏などによって引き起こされる脱毛症に葉酸は効果的という可能性があると言えます。

葉酸はビタミンB9とも呼ばれていて、髪にも必要なタンパク質・DNAの合成をサポートすることで、新陳代謝を促してくれるのです。

ストレスの緩和効果も?

薄毛の原因に多いのが、ストレスですが、葉酸不足は精神的なストレスとも関係しているということが示唆されています。なんと、うつ病患者の4人に1人が葉酸不足で、葉酸を投与することでうつ病が改善したというデータもあります。(参考:日経ヘルス

そのため、ストレスやうつが原因の薄毛対策としても積極的に補っていきたい栄養素なのです。

産後の抜け毛対策に!

女性の場合、特に産後の抜け毛に悩んでしまうというケースも少なくありません。

産後は

  • 女性ホルモンのバランスが変化
  • 栄養不足
  • ストレスや睡眠不足

といったことから抜け毛が多くなってしまいます。

厚生労働省も妊娠中や授乳中は普段より多めに葉酸を摂取することを推奨していて、妊婦さんには重要な栄養素でもあります。産後の抜け毛対策というだけでなく、妊娠中・授乳中に必要な栄養としてしっかりと摂取するようにしましょう。

男性の薄毛にも効果的?

もちろん葉酸は男性にとっても必要な栄養素です。「葉酸を摂取することで髪がふさふさになった」といったようなデータはありませんが、先ほどお話ししたように、間接的に育毛のサポートをしてくれる可能性はあります。

葉酸が不足してしまわないように、普段の食事から摂取していくことを心がけましょう。

葉酸の効率的な摂り方

食材

18歳以上の男女の1日の推奨量は240 μg(妊婦の場合これに+240 μg、授乳婦の場合+100 μg)となっています。(出典:厚生労働省

葉酸は熱や光に弱く、水に溶けやすいという性質があるため、できるだけ茹でたりせずに新鮮な状態で食べるのがおすすめです。また、保存する際は冷暗所に置いておきましょう。

ビタミンB群やビタミンC、亜鉛と一緒に摂取することで、より効率的に葉酸の働きをサポートすることができます。

葉酸を含む食材

ブロッコリー/ほうれん草/モロヘイヤ/アスパラガス/枝豆/サニーレタス/いちご/ライチ/アボカド/レバー/納豆/きのこ類/茶類/卵黄/魚類

サプリメントで補う

実際は、食事にどれほどの葉酸が含まれているのかわかりにくいですし、食事から毎日摂取するのは難しいという場合もあると思います。そんな時はサプリメントを活用して効率的に摂取していくことをおすすめします。

有名な育毛剤のチャップアップが出している育毛サプリメントにも葉酸が配合されています。

葉酸配合

ただし、摂りすぎには注意!

間接的に育毛をサポートしてくれ、さらに美容や健康面でも効果を発揮してくれる葉酸ですが、過剰摂取は発熱や吐き気、睡眠パターンの変化など様々な症状が報告されているため摂りすぎには注意が必要です。普段の食事から摂りすぎてしまうことはあまり考えられませんが、サプリメントの場合は1日の摂取目安量を守ることが大切です。